1991-10-03 第121回国会 衆議院 決算委員会 第1号
○山東国務大臣 今委員がお示しになりました防災科学技術研究所が開発いたしました火山専用の空中赤外映像装置は、雲仙岳の温度分布調査におきまして有益な成果を上げております。今後とも、火山活動の状況や天候条件を的確に把握して、装置の効果が十分に発揮できるようにしつつ、この装置による観測研究を行ってまいりたいと思うのでございます。
○山東国務大臣 今委員がお示しになりました防災科学技術研究所が開発いたしました火山専用の空中赤外映像装置は、雲仙岳の温度分布調査におきまして有益な成果を上げております。今後とも、火山活動の状況や天候条件を的確に把握して、装置の効果が十分に発揮できるようにしつつ、この装置による観測研究を行ってまいりたいと思うのでございます。
○山東国務大臣 ただいま御決議のありました原子力発電の安全確保対策につきましては、従来から所管行政庁と原子力安全委員会のダブルチェックにより所要の安全規制を講じているところでありますが、今後とも御決議の趣旨に沿って努力をしてまいる所存でございます。
○山東国務大臣 今後ともできるだけ充実に努めてまいりたいと考えております。
○山東国務大臣 私も現場を見てまいりましたけれども、着実に現在行われているということは大変心強い限りでございます。早めるということに関してはなかなか難しいことがあろうかと存じますけれども、検討させていただきたいと存じます。
○山東国務大臣 お尋ねのプルトニウム輸送の護衛の問題につきましては、平成元年十二月十九日に開催されました関係閣僚打合会において、海上における犯罪の予防及び鎮圧は第一義的に海上保安庁の任務であるので、護衛船として海上保安庁の巡視船を派遣するものである旨の確認がなされており、以来、この方針に沿って関係省庁とも協力し、諸準備を進めてきているところでございます。
○山東国務大臣 ただいまの決議に対しましては、その決議に盛られました御趣旨を十分尊重いたしまして、核融合の研究開発を推進いたしてまいる所存でございます。
○山東国務大臣 決算の国会提出時期にはおのずから限度がございますけれども、今後とも早期提出につきましては御指摘の電算化をさらに進めるなどの工夫を凝らしまして政府としては努力をしてまいりたい、そのように考えております。
○渡辺委員長 次に、山東国務大臣及び中村会計検査院長の概要説明並びに会計検査院の検査概要説明につきましては、これを省略し、本日の委員会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山東国務大臣 ある程度年をとると半年に一回ぐらいの方がよろしいそうでございますけれども、一応基本的には一年に一回でよろしいんじゃないかなと考えております。
○山東国務大臣 委員が御指摘されましたように、我が国の原子力の安全というような面のレベルは大変高いということは各国からも評価をされているわけでございますけれども、やはり国際協力ということはこれからいろいろな角度から必要欠くことのできないものでございますので、なお一層関係各省とも力を合わせて、全力を挙げて取り組んでいきたいと考えております。
○山東国務大臣 原子力の開発利用に当たりましては、厳しい安全規制を実施することなどにより 安全確保に万全を期しておりますけれども、昨今大変事故が続いておりまして大変残念でございます。こうした発電所の故障、トラブルなどが再発しないようにこれからも万全の安全対策がとられることが重要である、そのように考えている次第でございます。
○山東国務大臣 我が国におきましては、行政庁はもとより科学技術会議あるいは原子力委員会、宇宙開発委員会などにおきまして、これらにつきまして総合的に検討を行って各プロジェクトを実施してきておりますが、今後とも時代の要請に的確に対応した研究開発というものが実施されるよう努めてまいりたいと考えております。
○山東国務大臣 この問題に関しましては、地球環境の面からも非常に残念な結果だと私ども思っております。これは、本来ならば環境庁が今いろいろとやっている仕事でございますけれども、私ども科学技術庁といたしましても、要請がございましたならばお手伝いをしていきたいと思っている次第でございます。
○山東国務大臣 専門的なことでございますので、事務方から答弁をさせていただきたいと存じます。――突然のお尋ねでございますので事務方が来ておりませんので、何か資料などございましたら、また先生の方に御報告をさせていただきたいと存じます。
○山東国務大臣 やはり我が国は民主主義社会でございますから、いろんな御意見があることは本当にすばらしいことであろうと思いますし、そのいろいろな意見というものを十分踏まえた上でできる限り私どもも努力をして、道や地元の皆様方の御理解を得るべくこれからも一生懸命努力をしていきたいと考えております。
○山東国務大臣 ですから、ずっと申し上げているとおり、やはり地元の皆様方の理解と協力を得るために最大限の努力を払っていきたい、そう考えている次第でございます。
○山東国務大臣 もちろん地元や道の御理解と御協力を得るための手だてを尽くさずに事を進めることはしない、そういう方針でございます。
○山東国務大臣 現在順調に航海中であるということを聞いておりますけれども、まず安全第一に一年間、かわいい子には旅させろ、言葉どおりしっかりと実験に力を入れて成果を上げて帰ってきてもらいたい、そのように現在考えております。
○山東国務大臣 基本的には御承知のように通産省がやっておりますけれども、科学技術庁といたしましても、各省庁と話し合って協力をしていきたいと思っております。
○山東国務大臣 原子力の開発利用に当たりましては安全性の確保が大前提でございます。今後ともいろいろな角度からその安全確保に最大限の努力を払ってまいりたいと思っております。
○山東国務大臣 ITERの計画は、国際協力プロジェクトとしてソ連も含めた四極で開発している問題でございますので、非常に意義のあるものと考えております。ですけれども、御承知のように、人を含めて環境整備に大変お金のかかるものでございます。後ろにいらっしゃる大蔵大臣からコツンと殴られるかもしれませんけれども、私としては積極的に推進していく所存でございます。
○山東国務大臣 お答えいたします。 今回の事故を教訓といたしまして、万全の安全対策が講じられることが大切だと考えております。しかし、我が国のエネルギーの安定供給の面からあるいは環境影響の面からも申しまして、クリーンなエネルギーとして原子力発電は今後とも推進してまいる所存でございます。
○山東国務大臣 第百二十回国会に当たり、科学技術庁長官といたしまして、所信を申し述べさせていただきます。 科学技術の振興は、世界が二十一世紀に向けて平和で豊かな社会を確立していくために、また、私たち一人一人の夢のある国民生活を実現していくために、欠くことのできない最重要課題の一つです。
○山東国務大臣 お答えいたします。 原子力防災訓練につきましては、その特殊性及び一般防災との共通点に着目した上で、防災業務関係者を中心に原子力防災特有の訓練を行うことが大切であると考えております。しかしながら、具体的防災訓練の実施方法につきましては、それぞれの地域の実情に応じて、実施主体である地方公共団体が判断して計画するものと認識しております。
○山東国務大臣 私も、九日の事故の知らせを聞きましたときに、本当にどきっといたしました。何しろ我が国で初めて緊急炉心冷却装置が作動した事故であり、地元の皆様方はもちろんでございますけれども、多くの皆様方に大変御心配をおかけする結果となりましたことは、原子力行政を預かる者といたしましてまことに遺憾でございます。
○山東国務大臣 お答えいたします。 今回の事故は、何しろ我が国で初めての緊急炉心冷却装置が作動した事故であり、地元を初め大変皆様方に御心配をおかけする結果となりましたことは、原子力行政を預かるものとしてまことに遺憾でございます。このような事故が今後再発しないよう、事故原因の徹底究明が図られ、それに基づいて万全の安全対策がとられることが重要だと考えております。
○山東国務大臣 このたび、科学技術庁長官を拝命いたしました山東昭子でございます。 科学技術振興の重要性が強く指摘されるこの時期の就任に、その重責を痛感しております。 申すまでもなく、科学技術の振興は、二十一世紀へ向けて、我が国はもとより、世界が平和で豊かな社会を築いていくために必要な最重要課題の一つでございます。
○中馬委員長 この際、山東国務大臣及び本村科学技術政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、これを許します。山東国務大臣。